「楽天モバイルって電波が悪いんでしょ?」
そんなイメージから契約をためらっている人は、今でも少なくないはずです。しかし実はそのイメージ、少し古いかもしれません。この記事では2026年現在の楽天モバイルの電波事情を正直に整理したうえで、それでも楽天モバイルを選ぶなら知っておきたい「経済圏活用」のメリットまでお伝えします。
「楽天モバイル=電波が悪い」は過去のイメージ
「楽天モバイルは繋がらない」という評判、実はその多くが2022〜2023年頃の口コミがベースになっています。当時と比べて、2024年6月にはプラチナバンドの運用が始まり、5G(Sub6)エリアの拡大や衛星通信の整備も進んできました。つまり、数年前の口コミをそのまま今の実態として受け取るのは、少しフェアではないということです。
もちろん「もう完璧に繋がる」と言い切るつもりはありません。次の章では、まだ弱い部分も正直に見ていきます。
正直に見る「まだ弱い部分」
地下深くや一部の山間部、コンクリートの厚い屋内などでは、今でも大手3キャリアに分があるのが実情です。特にこうした場所では、依然として電波が入りにくいという報告が見られます。
エリア別に見ると、都市部や主要路線沿いは他キャリアと遜色ないレベルまで来ている一方、地方の山間部・地下・建物内は圏外になるケースもまだ残っています。「都会でメインに使う分には問題ないが、地方や特殊な環境では要注意」というのが、2026年時点でのバランスの取れた見方といえるでしょう。
さらに、電波の不安を語るうえで見逃せないのが「auローミング」の問題です。楽天モバイルは自社エリアが届かない場所を補うため、KDDI(au)の回線を借りて通信する「パートナー回線(ローミング)」の仕組みを使ってきましたが、このローミング提供は原則として2026年9月末で終了する予定になっています。ローミングが終了すると、これまでauの電波でカバーされていた郊外や屋内・地下などのエリアで、圏外になったり繋がりにくくなったりする可能性があります。
改善が進んでいる具体的な取り組み
不安に思う人にこそ知ってほしいのが、楽天モバイル側の改善スピードです。
- プラチナバンド(700MHz帯)の展開拡大:建物内や地下にも電波が届きやすい周波数帯で、順次エリアを広げています
- 5G Sub6エリアの拡大:対応エリアを継続的に拡大中
- 地下鉄・鉄道・地下街の整備推進:東京の地下鉄エリアなどでネットワーク強化が順次実施されています
- 衛星通信サービスの提供準備:基地局ではカバーしきれない場所への対応も予定されています
投資のペースも決して小さくありません。直近では、わずか半月ほどの間に全国38都道府県80市区町村で新たな基地局が設置されるなど、着実にエリアが拡大しています。「昔のイメージのまま止まっている」わけではなく、今も動き続けているサービスだと捉えるのが実態に近いでしょう。
月額料金
楽天モバイルの料金は、使ったデータ量に応じて自動で決まる段階制です。
- 〜3GB:1,078円
- 〜20GB:2,178円
- 20GB超(データ無制限):3,278円
使わなかった月は自動的に安いプランの料金になり、たくさん使った月でも上限は決まっているため、「今月は使いすぎたらいくらになるか分からない」という不安がないのが特徴です。サブ回線として持つ場合も、使わない月は1,078円で済むので気軽に維持しやすい料金設計といえます。
※料金は税込表示です。プラン内容やキャンペーンは変更される場合があるため、契約前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
不安な人がまずやるべきこと
契約前・契約後、それぞれでできる備えがあります。
契約前
- 公式のエリアマップで、自宅・職場・よく行く場所の電波状況を必ず確認する
- 特に地下・山間部・建物の奥まった場所を使うことが多い人は、念入りにチェックする
契約後、繋がりにくいと感じたら
- 機内モードのON/OFFを試す(電波の再キャッチが行われることがあります)
- Wi-Fi接続時に通信が不安定なら、Wi-Fiをオフにしてモバイルデータのみに切り替えてみる(逆のケースもあります)
- 端末を再起動する(ネットワーク設定がリフレッシュされます)
- 公式サイトの「障害のお知らせ」を確認する(自分の端末ではなく、通信障害が原因のケースもあります)
これらを試したうえで改善しない場合は、エリアそのものの問題である可能性が高いので、公式のサポート窓口に相談するのがおすすめです。
それでも楽天モバイルを選ぶなら「経済圏」を使わないと損
電波の完璧さだけを求めるなら、場所によっては大手3キャリアに軍配が上がることもあります。それでも楽天モバイルが多くの人に選ばれ続けているのは、料金の安さに加えて「楽天経済圏」との組み合わせで得られるポイント還元が大きいからです。
楽天モバイルは、対象プランを契約し所定のエントリーを済ませることで、楽天市場でのポイントが毎月+4倍になります。ここに楽天カード(+2倍)を組み合わせれば、常時7倍相当という強力な還元環境が手に入ります。ネットショッピングを日常的に楽天市場で行う人なら、この差は決して小さくありません。
つまり、「電波面で多少の不安があっても、それを上回るだけのポイントメリットがあるかどうか」が、楽天モバイルを選ぶかどうかの本質的な判断基準になるということです。都市部をメインに使う人、サブ回線として持ちたい人にとっては、特に相性の良い選択肢といえるでしょう。
なお、SPU倍率を上げるには契約だけでなく毎月のエントリーが必要な点には注意してください。契約しているだけでは還元は自動的に上がりません。
※SPUの倍率や条件、各種キャンペーンの内容は予告なく変更される場合があります。申し込み前・エントリー前には、必ず楽天モバイル・楽天市場の公式サイトで最新情報を確認してください。
まとめ
- 「楽天モバイルは電波が悪い」というイメージは、主に2022〜2023年頃のもの
- 都市部・主要路線は実用レベル、地方・地下・屋内の一部はまだ改善途中
- プラチナバンドや基地局増設など、改善の取り組みは今も続いている
- 契約前は必ず公式エリアマップで自分の生活圏を確認する
- どうせ使うなら、楽天カード+楽天モバイルでSPUを底上げし、経済圏をフル活用してこそ本当の価値が出る
電波の不安はゼロではありませんが、正しい情報をもとに自分の生活圏を確認したうえで、経済圏のメリットを活かせば、楽天モバイルは十分に「あり」な選択肢です。
⸻※本記事の料金プラン・キャンペーン・エリア状況は変動する可能性があります。最新情報は必ず楽天モバイル公式サイトでご確認ください。



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