※この記事では、フレッツ光およびドコモ光・ソフトバンク光・OCN光などのコラボ光を例に解説しています。サービスや建物によって提供方式が異なる場合があります。
「1Gbpsで契約しているのに遅い」という相談を受けることがあります。
でも、原因は回線ではなく、マンションの配線方式だったというケースも少なくありません。
実は、1Gbpsで契約していても、マンションの配線方式によっては最大100Mbpsまでしか利用できない場合があります。
マンションには3つの配線方式がある
例えばフレッツ光(コラボ光)のマンションタイプには、主に次の3つの配線方式があります。
■ 光配線方式
最大速度:1Gbps~10Gbps
特徴:各部屋まで光ファイバーが引かれているため、高速で安定した通信が期待できます。
■ VDSL方式
最大速度:100Mbps
特徴:建物までは光回線ですが、各部屋までは電話線を利用するため、通信速度に制限があります。
■ LAN配線方式
最大速度:100Mbps(建物によっては1Gbps対応もあります)
特徴:建物内のLANケーブルを利用する方式で、設備によって速度が異なります。
このように、同じ光回線を契約していても、マンションの配線方式によって通信速度は大きく変わります。
そのため、「1Gbpsで契約しているのに遅い」と感じるケースもあるのです。
しかも、配線方式によって月額料金が変わることはほとんどありません。
「同じ料金なのに速度が違うなんて…」と、少し損をした気持ちになりますよね。
VDSLだから光回線をやめた方がいい?
実は、必ずしもそうとは限りません。
インターネットには「下り回線(ダウンロード)」と「上り回線(アップロード)」があります。
光回線は一般的に、上り・下りとも高速通信に対応しています。
一方で、ホームルーターやCATVはサービスによって下り速度は速くても、上り速度が低めに設定されている場合があります。
つまり、「何にインターネットを使うか」によって、最適な回線は変わります。
例えば、
- インターネット検索が中心
- YouTubeやNetflixなどの動画視聴
- FPSなどのオンラインゲーム
- Zoomなどのオンライン会議
- 写真や動画の投稿
など、用途は人それぞれです。
上り回線(アップロード)が重要なもの
- オンラインゲーム
- Zoomなどのビデオ通話
- 動画や写真の投稿
下り回線(ダウンロード)が重要なもの
- YouTube・Netflixなどの動画視聴
- インターネット検索
- スマホやパソコンのアップデート
オンラインゲームやオンライン会議をよく利用する方は、やはり光回線がおすすめです。
通信が安定しやすく、遅延も起こりにくいため、快適に利用できます。
一方で、ネット検索や動画視聴が中心という方であれば、ホームルーターやCATVでも十分満足できる場合があります。
まずは配線方式を確認してみましょう!
「光回線なのに遅い…」
そう感じたら、まずはご自宅の配線方式を確認してみてください。
それだけでも、通信速度が遅い原因が見つかるかもしれません。
配線方式の確認方法
- 契約時の書類を確認する
- 契約している会社のマイページを見る
- 契約会社へ問い合わせる
- ショップや家電量販店で確認してもらう
意外とすぐに確認できるので、「なんとなく遅い」と感じている方は、一度調べてみることをおすすめします。
まとめ
皆さんのお住まいは、どの配線方式でしたか?
「うちはVDSLだった!」「確認したことがなかった!」など、ぜひ教えてください。
これからも、現場で実際によくある通信の疑問を、できるだけ分かりやすく解説していきます



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